チャイルドシートを着用するのは何故?着用せずに赤ちゃんを乗せたときの罰則や免除されるケース

交通違反

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チャイルドシートは、赤ちゃんを車に乗せるときに必ず使用しなければなりません。もし着用しないまま赤ちゃんを乗せた場合、どのような罰則があるのかご存じない方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、チャイルドシートを着用しなければならないと定められている根本的な理由と、チャイルドシート未着用で車に乗せた場合の罰則、着用をしなくてもよいと判断されるケースについてご説明します。

罰則だけでなく、着用を免除されるケースも知っておくことで、もしものときに焦らずに対応できるでしょう。

チャイルドシートの着用が義務付けられている理由

チャイルドシートの着用が義務付けられたのは、平成12年4月1日です。

赤ちゃんは自分で自分を守る行動ができないため、親や大人が守らなければなりません。

また、乗車中にチャイルドシートを適切に着用していた場合とそうでない場合、致死率はどれくらい変わるのかということが、平成28年~令和2年の間に集計されたデータから読み取れます。

集計は、チャイルドシートを適切に着用していたほうが約8倍生存率が高いという結果が出ました。

ただし、チャイルドシートを車に装着し、赤ちゃんに着用させるだけではいけません。

あくまでも「適切に着用させている」条件下であることがポイントです。

適当に取り付けをしてしまうと、万が一のときに赤ちゃんがチャイルドシートから飛び出してしまったり、車のシートとチャイルドシートが固定されておらず分離してしまったりする可能性があります。

チャイルドシートの取り付けをする際は、説明書をしっかり読み、分からないときは詳しい人に聞いたりWebで取り付け手順の動画を見たりして、確実に付けましょう。

実際にチャイルドシートを適切に使用できている人の割合は?

適切に着用すれば、生存率を約8倍高められるチャイルドシートですが、すべての人が完璧な状態で使用できているわけではありません。

この項目では、どれくらいの人が適切に着用できているのかをご紹介しつつ、ミスユースはどのように起こっているのかをご説明します。

チャイルドシートを適切に取り付けできている割合

令和元年に調査された、チャイルドシート使用状況全国調査結果によると、適切に取り付けができていたのは全体のわずか56.7%でした。

43.3%の割合で適切に取り付けができておらず、危険な状態で使用していたということです。

適切に取り付けができていない状態というのは、以下のようなケースです。

  • 腰ベルトの締め付け不足
  • 座席ベルトの通し方ミス
  • 車両とチャイルドシートが不適合
  • 固定するための金具の誤使用、不具合

中でも圧倒的にミスユースとして多かったのが、腰ベルトの締め付け不足です。腰ベルトの締め付けは、張力50N未満で行わなければなりません。

チャイルドシートにしっかり着座できている割合

チャイルドシートにしっかり着座できていたのは、全体の42.3%でした。

57.7%の赤ちゃんが、適切に着座できていません。

適切に着座できていない状態というのは、以下のようなケースです。

  • 赤ちゃんの体格に合わないチャイルドシートを使用している
  • ハーネスの高さ調節が適切でない
  • ハーネスの締め付けが適切でない
  • ハーネスがねじれている
  • 背もたれの角度が適切でない

ハーネスの高さ調節ミスが18.8%、ハーネスの締め付けミスが57.5%、ハーネスのねじれが19.4%と、ハーネスが原因のミスユースが目立つ結果となりました。

チャイルドシートを適切に使用するコツ

チャイルドシートを安全に使用するためにチェックしたいポイントをご紹介します。

  1. 使用年齢の確認(体格に合うか)
  2. 車両とチャイルドシートが適合するか
  3. できるだけ後部座席に取り付ける
  4. 国の安全基準に適合しているか
  5. 説明書に従って取り付け、勘やオリジナルの取り付け方法は行わない

チャイルドシートは、さまざまなメーカーから販売されており、そのデザインや使い勝手も多様にあります。

親が好きなデザインで選ぶのもよいのですが、まずは赤ちゃんに合うのか、取り付け予定の車と適合しているのかをチェックしなければなりません。

デザインが気に入っても車に適合しなければ、安全に赤ちゃんを座らせることは不可能です。

また、チャイルドシートは、きちんと説明書を読みながら確実に車へ取り付けましょう。

「多分これでよいだろう」「過去に取り付けたことがあるし、説明書を読まなくても大丈夫だろう」といった、勘を頼りにした取り付け方法は危険です。

チャイルドシート未着用の罰則

チャイルドシートを使用せずに赤ちゃんを車に乗せた場合、幼児用補助装置使用義務違反となり、1点が加点されます。反則金はありません。

反則金がないため、チャイルドシートを使用しなくても別に問題ないと思われる方もいるかもしれませんが、大切な赤ちゃんを守るために確実に取り付け・着用をしましょう。

赤ちゃんを守れるのは、周囲にいる大人だけです。

チャイルドシートの着用が免除されるのはどんなとき?

チャイルドシートは、どのようなときでも必ず着用しなければならないというわけではなく、着用が免除されるときがあります。

以下のようなケースでは、着用していなくても問題ありません。

  • 車両側の構造によって、チャイルドシートの取り付けができないとき
  • 乗車定員内であることを条件に、チャイルドシートを取り付けて赤ちゃん全員を乗せることができないとき(その中でも、できるだけ多くのチャイルドシートを取り付けて着用させる義務はある)
  • 病気や怪我によって、チャイルドシートの使用ができないとき
  • 赤ちゃんの体形がチャイルドシートに合わないとき(著しい肥満など)
  • 授乳やおむつ交換をするとき
  • バスやタクシーなどに乗るとき
  • 迷子をはじめとした何らかの理由で赤ちゃんを保護し、警察署や病院へ送るとき

基本的に、チャイルドシートを着用させることは義務です。

しかし、病気や怪我を理由に着用することができないときや、授乳やおむつ交換など赤ちゃんのお世話をするときには着用が免除されます。

チャイルドシートに関するよくある疑問と答え

乳児用・幼児用・学童用はどうやって使い分けるの?

チャイルドシートは、細分化すると乳児用や幼児用、学童用の3つに分けられます。

それぞれの適用年齢目安や身長、体重は以下の通りです。

適用年齢目安身長体重
乳児用新生児~1歳70cm以下13kg未満
幼児用1歳~4歳65cm~100cm9kg~18kg
学童用4歳~10歳135cm以下15kg~36kg

乳児用・幼児用・学童用はどう違うの?

チャイルドシートによって適用年齢や身長、体重が異なりますが、それぞれどのような違いがあるのか分からないという方もいるのではないでしょうか。

乳児用は、首が据わっていない赤ちゃんを乗せるときに使用します。後ろ向き、もしくは横向きで使用するタイプです。

幼児用は、首が据わってきたら使用できます。シートは前向きで取り付けるタイプです。

学童用は、車両のシートベルトを使うための補助シートといえます。シートで補助して高さを出し、車両のシートベルトを使用するには不足してしまう身長の足しにする、腰ベルトの位置調整をできるようにするなどの目的があります。

親や知り合いの車に乗せてもらうときもチャイルドシートは必要?

お買い物や健診など、チャイルドシートを取り付けている自分の車以外に赤ちゃんを乗せるときもあるでしょう。

このようなときでも、チャイルドシートの着用義務はあります。

たとえ短距離・短時間であっても、赤ちゃんを車に乗せるときはチャイルドシートが必要だと覚えておきましょう。

チャイルドシートの着用義務がある6歳未満であってもシートベルトが使用できる場合は?

チャイルドシートは、6歳未満の乳児や幼児、学童に着用義務がありますが、身体が大きく車両のシートベルトを使用できる場合は、チャイルドシートを使用しなくても問題ありません。

ただし、チャイルドシートを使用しない代わりに、必ずシートベルトを着用させる必要があります。

チャイルドシートの着用が義務化された理由って何?

チャイルドシートは、平成12年に着用が義務化されました。

この背景には、赤ちゃんを事故の被害から守る目的があります。

自分で自分を守れない赤ちゃんは、大人がしっかり守って怪我をしないようにしなければなりません。

悲しい事故を防ぐために、必ず守らなければならない法律です。

まとめ

チャイルドシートは、車に乗っている赤ちゃんを守るために必要です。

チャイルドシートを使用せずに赤ちゃんを車に乗せた場合、違反点数として1点が加点されます。反則金はありません。

チャイルドシートは約半分の割合で適切に取り付けができておらず、着座もさせられていない状況です。

適切な取り付け・着座ができていないと、事故が起きても赤ちゃんを守ることができません。

取り付けの際は、きちんと手順を確認しながら確実に車両へ固定しましょう。

また、グズっている赤ちゃんを座らせることは難しいときもありますが、着座させるときは落ち着いてチャイルドシートのベルトが締まっているか確認しましょう。

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