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蜘蛛はいたるところにいて益虫といわれる種類も存在しますが、やはり蜘蛛の巣を作られると嫌な方もい多いのではないでしょうか。
車にも蜘蛛の巣が作られることがあり、厄介なのは運転中に頻繫に確認する車のドアミラーやサイドミラーにできた蜘蛛の巣です。
そこで今回は、ドアミラーにできた蜘蛛の巣を取る方法や、しつこい蜘蛛を寄せ付けない小ワザをご紹介します。
蜘蛛が巣を作る理由からご説明するので、どうすれば効果的に巣を除去できるのか分かる内容です。
しつこい!取っても取ってもドアミラーに蜘蛛の巣ができる理由
蜘蛛の巣を取っても取ってもキリがなく、いい加減うんざりしている方もいるでしょう。
この項目では、なぜ蜘蛛の巣がドアミラーにできるのかをご説明します。
蜘蛛がドアミラーに住んでいる
まず一番に考えられるのが、蜘蛛がドアミラーに住んでいるということです。
ドアミラーのミラー部分の後ろにはスペースがあるため、蜘蛛にとって格好の隠れ家となります。
ミラーとミラーカバーの隙間から侵入し、住処としてしまうのです。
隙間を埋めれば蜘蛛が住めなくなるのではと思う方もいるかもしれませんが、ドアミラーは角度調整をするために動くよう設計されているパーツです。
そのため、隙間を埋めることは困難であり、たとえ埋められるとしてもやらないほうが無難といえます。
周囲に蜘蛛が好む環境がある
普段車を駐車している周囲の環境が蜘蛛にとって整っていることも、ドアミラーにしつこく蜘蛛の巣をはられる原因となります。
蜘蛛が好む環境は、以下の通りです。あてはまるものがないか確認してみてください。
- エサとなる虫が豊富にいる
- 屋根があるなど、水に濡れないようになっている
- 風が強く吹き込まない
- 暖かい
- 街灯など、夜になると電気がつく
- 車や人の通りが少なく、静か
蜘蛛も生物であるため、何よりもエサがなければ巣は作りません。
もし周囲の環境によって他の虫を呼び寄せていると分かった場合は、まずそこから手を加えていくのがよいでしょう。
長期間ドアミラーを開閉していない
車の中にはドアをアンロック・ロックした際に自動でドアミラーが開閉するものがあります。
このタイプの車であれば、日常的に車を使用している限りドアミラーの開閉はされているでしょう。
しかし、ドアミラーの開閉を手動でする必要がある車や、電動でもスイッチを押さなければ開閉できない車の場合、長期間ドアミラーを動かしていないというケースがあります。
ドアミラーを開閉しないのは、蜘蛛が好む環境である「静かで住みやすい隠れ家」をこちらから提供しているといっても過言ではありません。
できるだけドアミラーを動かすように普段から意識しましょう。ミラーの角度調整を定期的に行うことも、有効です。
車のドアミラーにできた蜘蛛の巣の効果的な取り方
蜘蛛の巣を取る方法は、その辺にある枝に巻き付ければよいのではと思う方もいるでしょう。
しかし、蜘蛛は一度気に入った場所があると、巣を除去しても何度でも再び巣を作りにきます。
大切なのは、巣を除去した後、もう蜘蛛の巣を作られないようにすることです。
この項目では、対策を含めた効果的なドアミラーにできた蜘蛛の巣を除去する方法をご紹介します。
ドアミラーを分解して中にいる蜘蛛を駆除&殺虫剤の使用
ドアミラーの分解というと難しいと感じるかもしれませんが、意外と簡単にできます。
基本的な分解方法は、以下の手順で行いましょう。
- 手袋をして手を保護する
- ミラー部分に手を添える
- 内張りはがしなどをミラーの下部に差し込み、ツメを外す感覚でこじる
万が一ミラーが割れたときのことを考え、手袋や軍手で手を保護してから作業をします。
ツメを外すと、ポロンとミラーが取れる車種もあるため、内張りはがしでこじる際はミラーに手を添え、落としてしまわないように気を付けましょう。
ミラー部分を取り外せたら、中に蜘蛛がいないか確認します。もしいたら駆除をして、今後寄ってこないように殺虫剤をかけて対策しましょう。
ただし、中には車の塗装にダメージを与えるものもあるため、マスキングをしてから殺虫剤をまくか、綿棒やタオルなどに殺虫剤をしみこませて塗布することをおすすめします。
殺虫剤を使いたくない方はこちら
殺虫剤を使用したくないという方は、自然由来の成分で対策をしてはいかがでしょうか。
虫にはそれぞれ嫌いな匂いがあり、蜘蛛も例外ではありません。蜘蛛が嫌う匂いは以下のようなものです。
- 柑橘系
- コーヒー
- シナモン
- ユーカリ
- バジル
- 杉の木
- モミの木
上記のような香りがする香料を使い、スプレーボトルに自作の殺虫剤を作っておくと、使いたいときにすぐに使用できます。
ドアミラーに蜘蛛の巣が作られないようにする小ワザ
先述した殺虫剤を使う方法や、蜘蛛が嫌う匂いのするスプレーをかける方法以外にも、蜘蛛の巣を作られないようにするワザがあります。
ひとつずつ詳しくご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
ドアミラーをたたんで駐車する
ドアミラーの開閉についての項目でも触れましたが、駐車時はミラーをたたみましょう。
ミラーが開いたままよりも、閉まっていたほうが蜘蛛の巣を作られる確率は下がります。
また、ドアミラーをたたんでおくことで、何かの拍子にドアミラーにぶつかったり、他人や他の車にあてられたりするリスクを軽減できるというメリットもあります。
電気をLED照明に変える
電灯など自身が管理していないものはできませんが、自分の家の駐車場といった自身の判断で変えられるライトであれば、照明を変えることが蜘蛛を寄せ付けない方法です。
LED照明は、蛍光灯やハロゲン灯、水銀灯などよりも虫が寄り付きにくい照明であるといわれています。
光がなければ夜間に虫は寄り付きにくくなりますが、防犯面を考えると駐車場を真っ暗にしてしまうのはおすすめできません。
照明をLEDに変えて、防犯効果を落とさないまま紫外線に寄ってくる虫を忌避しましょう。
ドアミラーにカバーや袋をかける
蜘蛛は暖かい場所を好む習性がありますが、過度に暖かすぎるのも苦手です。
そのため、ドアミラーやサイドミラーにカバーや袋をかけて、サウナ状態になる環境を作るのがおすすめです。
カバーは市販されているものを使用してもかまいませんが、できるだけお金をかけずに対策をするならスーパーやコンビニのレジでもらうビニール袋でも問題ありません。
ビニール袋を使用したドアミラーをサウナ状態にする方法は、以下の通りです。
- ドアミラーやサイドミラーがすっぽり収まるビニール袋を用意し、かぶせる
- かぶせたビニール袋の口を隙間ができないようにしばる
- しばらく放置
この方法を行うことで、もし蜘蛛がミラーの内部に入り込んでいても、サウナ状態を嫌がり外へ出てきます。
また、駐車中にビニール袋をかけておくことも、蜘蛛の巣を作られないようにする対策として有効な方法です。
蜘蛛そのものを徹底的に駆除する
どうしても蜘蛛が出てくる場合は、業者を呼んで徹底的に駆除をすることをおすすめします。
例えば、「害虫駆除110番」は24時間365日駆除を受け付けてくれるため、思い立ったその瞬間にすぐさま依頼することが可能です。
駆除後は1年間の保証がつくため、万が一駆除しきれていなかったという場合でも安心です。
サイドミラーについてはこちらの記事もぜひ参考にしてください。
車を定期的に洗車することは蜘蛛の巣対策に有効?
洗車をして車をきれいにしても、翌日には蜘蛛の巣ができていてがっかりという方もいるでしょう。
実は、蜘蛛の巣対策という面だけでみると、洗車はあまり効果的な方法とはいえません。
あくまでも、対策をするためには蜘蛛が好まない環境を作り、ドアミラーやサイドミラーがエサ場にならないようにする必要があります。
洗車は車のメンテナンスのひとつなので、行うことのデメリットは全くありませんが、蜘蛛の巣対策にはあまり効果を期待できません。
憎き蜘蛛……食べてストレス発散してみます?
※余談です※
最近は昆虫食ブームで、テレビや雑誌などでもたくさん取り上げられています。
憎き害虫も、人間の食糧になってくれるのなら少しは許そうという気になりませんか?(笑)
私自身、蜘蛛やムカデなど害虫に悩まされてきましたが、「食べられるのならちょっと大事にしなきゃ」とミクロンほどの優しい気持ちが芽生えました。
気になる方は、チェックしてみてはいかがでしょうか(ちなみに私はコオロギを食べたことがあります。なんとも不思議な初の触感でした)。
まとめ
ドアミラーやサイドミラーなど、運転中によく目視するパーツに蜘蛛の巣を作られると、後方確認がしにくく危険です。
蜘蛛の巣が作られたことに気付いたら、できるだけ早めに除去しましょう。除去後は、今後蜘蛛の巣が作られないように対策をすることが大切です。
殺虫剤を使用しなくても、蜘蛛の退治をすることは可能ですので、記事を参考にぜひ実践してみてください。
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