運転中に眠気が!実際に効果のあった対処法と眠気覚ましに効くツボ【図解】

役立つ豆知識

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車を運転していると、どうしても我慢ならない眠気に襲われることがありますよね。

大声で歌ったり太ももを叩いたりつねったりしても閉じていく瞼……。このようなひどい眠気に困ったとき、すぐに実践できる対処法を今回はご紹介します。

いずれも私自身が実際に試してみて効果を感じられたものですので、ぜひ参考にしてください。

この記事でわかること
  • 眠気覚ましに効果のある方法とその根拠
  • 眠気覚ましに効くツボの押し方
  • 運転中に眠気を感じる理由

眠気覚ましに効果のある対処法

私が効果を感じられた眠気覚ましの対処法は複数あります。運転中の眠気に対する対処は、きちんと効果のあるものでなければ意味がありません。

この項目では、実際に効果のあった眠気覚まし方法を私的ランキングにして詳しくご紹介します!

1位:仮眠

時間に余裕があるときは、仮眠を取ることをおすすめします。

仮眠といっても適当に好きなだけ寝ればよいというものではなく、一般的には15分~30分を目安にするよう推奨されています。これは睡眠サイクルに根拠があり、眠気を覚ますにはノンレム睡眠を取る必要があるためです。

30分を超えて寝るとノンレム睡眠からレム睡眠に変わり、深い眠りに入ってしまいます。レム睡眠の状態で起きると眠気やだるさをさらに感じる可能性があるため、注意しましょう。

また、仮眠前にコーヒーや緑茶などのカフェインが含まれている飲み物を飲むと、カフェインの血中濃度が高まり目覚めがよりスッキリします。

2位:冷感シートで顔を拭く

仮眠を取る時間がなく、手早く眠気覚ましをしたい場合は冷感シートがおすすめです。ただの洗顔シートよりも、冷感シートのほうが顔がシャキッとして眠気がなくなりやすいと感じました。

車やバッグの中に常備しておけば、好きなタイミングで使用できる手軽さもおすすめの理由のひとつです。

3位:咀嚼行為をする

口を動かして噛むという動作も、眠気を感じたときの対処法として有効です。

人間が物を噛むと歯根の周りにある歯根膜の血管が収縮し、脳に刺激を与えることができます。眠気覚ましにガムを噛むとよいというのは、しっかりと証明されているということです。

おすすめなのは、甘いガムではなく辛口や酸っぱい味がするなど刺激のあるガムです。

【図解】眠気覚ましのツボも試す価値あり

眠気覚ましに効果的なツボを押すのも信号待ちなどの短時間でできるため、眠いと感じたときに試してもらいたい対処法です。

そこでこの項目では、体のどの部分を押せばよいのか眠気が覚めるツボを図解でご説明します。

中指の爪の生え際

中衝(ちゅうしょう)というツボが中指の付け根の少し下にあります。この部分をもう片方の手の指を使って深呼吸をしながら押しましょう。

ポイントは、息を吐きながら押して吸いながら力を緩めるイメージです。

手のひらの中心

手をグーの形に握ったときに中指と薬指があたる位置にある労宮(ろうきゅう)というツボも、眠気覚ましに効果があります。

このツボはもう片方の手の指で挟みながら押すのではなく、親指を使って指圧するイメージでマッサージしましょう。

運転中に眠気を感じる原因

車を運転しているときに強い眠気を感じるのは、ただの寝不足ではないかもしれません。

寝不足が原因であるとはっきりわかっている場合はきちんと睡眠を取れば解決しますが、運転中の眠気は寝不足が原因ではないことが多くあります。

この項目では、運転中になぜ眠気を感じてしまうのかをご説明します。

視覚から入る情報が多く疲れるため

車を運転するときに、目を閉じて運転する人はいませんよね。誰もが目を開けて、前方はもちろん後方や左右を休みなく確認しながら車を走らせています。

運転中は目から入ってきた情報が中枢神経を刺激し、交感神経が緊張状態になるため、どうしても疲労を感じてしまいます。人間は疲労を感じると休むよう脳から指令が出るので、眠くなるというメカニズムです。

慢性的な疲れが取れていない

仕事や家事、育児などによって睡眠不足が続き、疲れを溜めてしまっている場合も運転中に眠気を感じる原因のひとつです。人間はロボットではないため、しっかりと休息を取らなければ集中力は低下し、常にだるさや眠気を感じてしまいます。

しかし、人によっては休む時間がなかなか取れないという方もいるでしょう。そのような方は、15分~30分の仮眠を日常生活の中にできるだけ取り入れて、効率よく睡眠を取ることが大切です。

運転中の異常な眠気は病気の可能性も

どう対処しても運転中の眠気が収まらないという場合は、病気を疑ったほうがよいこともあります。

運転中の眠気を引き起こす代表的な病気は、睡眠時無呼吸症候群です。

睡眠時無呼吸症候群とはその名の通り、眠っている間に無呼吸状態(10秒以上呼吸が止まること)になってしまう病気で、診断や治療を受けていない方が多くいます。

睡眠時無呼吸症候群と診断されるのは、以下のような睡眠になるケースです。

  • 一晩で30回以上無呼吸状態になる
  • 一時間の睡眠時間の間に5回以上無呼吸状態になる

自分で睡眠時無呼吸症候群であるかどうかを判断することは困難であるため、運転中の眠気に悩まされている方は睡眠外来やかかりつけの病院に相談しましょう。

居眠り運転の罰則

うっかり運転中に眠ってしまった、ウトウトしながら運転してしまったなど、居眠り運転は信号無視や一時停止違反などと違って故意で起こるものではありません。

しかし故意でないからといって居眠り運転をしてもよいというわけではなく、違反した場合は違反点数2点と反則金の納付が科されます。反則金は、普通車で9,000円です。

なお、居眠り運転という違反項目は存在せず、居眠り運転をした場合は安全運転義務違反となります。

運転中の眠気対策は体のメンテナンスが重要

眠気対策に睡眠を取ることはもちろん大切ですが、体をリラックスさせることも同じくらい重要です。体が緊張状態にあると疲れが溜まりやすく、運転中の強烈な眠気にもつながります。

マッサージで体をリラックス状態にすることは、運転中の眠気対策以外にも仕事や家事などのパフォーマンス向上やストレスの軽減も期待できます。

アメリカのマウスを使った実験でも、マッサージを受けたマウスはそうでないマウスと比べて筋肉の回復速度が2倍になったと科学的にも解明されています

まとめ

くるまクマ
くるまクマ
  • 運転中の眠気対策は仮眠や体を刺激する、咀嚼行為をするとよい
  • どうしても眠気が収まらないときは病院へ相談するのもひとつの方法
  • 居眠り運転は違反点数2点、反則金9,000円の罰が科される
  • 睡眠不足解消と同じくらい大切なのは、体をリラックス状態にすること
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