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スプレーするだけという簡単施工でありながら、高い撥水性と滑水性を得られることで人気の「ゼウスクリア シラザン50」。
私は家族とのお出かけ用にトヨタの「ノア」というミニバンを所有しているのですが、手抜きメンテナンスのせいか最近はボディの輝きが失われて、心なしかくすんできたように見えます……。
そこで今回は、車用コーティング剤として高い人気を誇るシラザン50を実際に施工してみて、口コミや評判が本当なのかチェックしてみました。
口コミや評判は良いものもあれば悪いものもありますが、さまざまなコーティング剤を使用してきた経験のある整備士が忖度なしで施工してみた結果をお伝えします!
施工するメリット・デメリットにも触れていきますので、購入を迷っている方はぜひ参考にしてください。
ゼウスクリア シラザン50ってどんなコーティング剤?
気になる商品があるときは、購入後に後悔をしないためにもまずその商品の特徴を知ることが大切です。
この項目では、シラザン50の特徴や魅力についてご説明します。
スプレーするだけの簡単施工
シラザン50ならではの特徴として、スプレー式のガラスコーティング剤であることが挙げられます。
一般的なガラスコーティング剤はボディに塗り込み拭き上げる施工方法ですが、シラザン50はボディに直接スプレーをして拭き上げるだけです。
ガラスコーティングの施工時間は1台あたり2時間程度かかりますが、手間な塗り込み作業が必要ないためシラザン50は30分程度でコーティングでき、大幅に施工時間を短縮することが可能です。
本格的なガラスコーティングができる
シラザン50は、「ガラス系コーティング剤」ではなく本物の「ガラスコーティング剤」です。
ガラスコーティングは、硬く・強い被膜を形成し、傷や日差しなどの劣化からボディを保護します。
また、一般的なガラスコーティング剤と比較すると防汚性能がずば抜けているのも特徴です。
ガラスコーティングとは、ボディの表面にガラスの被膜を作るものですが、シラザン50は他のコーティング剤と比べて被膜の密度が10倍~数十倍高いという結果が出ています。
そのため、汚れがガラスの中に入り込むことなく、極めて表面に留まることから汚れが付着しても簡単に落とすことが可能です。
マフラーを含めて車を丸ごとコーティングできる
シラザン50は、以下のように施工できる箇所が非常に多いコーティング剤です。
樹脂やメッキ、ライト、ホイールなどコーティング剤によっては使用NGとされることがある箇所にもシラザン50なら施工することができ、パーツによってコーティング剤を分ける必要がありません。
ゼウスクリア シラザン50の良い評判・口コミ
シラザン50の魅力がわかったところで、実際に施工したユーザーの良い評判や口コミを見てみましょう。
施工も簡単誰でもできると思う。
効果も凄い、特に弾き方は別格です。
(引用:amazonレビュー)
楽ちん。性能は新車ディーラーのガラスコートと同レベル。自分で施工するので、納得。
クラウン施工にLサイズのビンを発注。アルミホィールまで余裕で完了。
耐久性は、まだ不明。メンテナンスキットも購入しました。
(引用:amazonレビュー)
拭き取りが非常に簡単でビックリです。
CCウォーターゴールドプレミアムより拭きやすいです。
(引用:みんカラレビュー)
コーティング作業自体はスプレータイプで拭き上げるため、かなり時間短縮&疲労軽減。
そして2時間で表面硬化するので万が一雨などに当たっても安心。
1週間後に水を掛けてみたけど見事な滑水性能と艶でした。
(引用:みんカラレビュー)
さまざまな口コミサイトやレビューを確認して特に多かったのは、以下のようなコメントでした。
- 「施工が簡単」
- 「忙しい中でもスピーディーに完了できた」
- 「雨や水弾きが抜群」
- 「汚れがすぐ落ちる」
- 「ツヤツヤになった」
ガラスコーティングは、施工が難しくある程度技術が必要です。
しかし、シラザン50はスプレーして拭き上げるだけの簡単施工がウリのコーティング剤。
このポイントを、コーティング初心者でも感じられていることが口コミからわかります。
ゼウスクリア シラザン50の悪い評判・口コミ
シラザン50は人気のあるガラスコーティング剤であることは確かですが、人気があるからという理由のみで購入するのはおすすめできません。
購入前には、実際に施工してみたユーザーが投稿している悪い評判や口コミもチェックすることが大切です。
撥水性は正直こんなもんかという感じ。
そんなにバチバチの撥水にはならなかった。
ガラスの撥水も期待していたのだが、施行前と大して変わらないかな。
ボディに汚れは付きにくくなったので、洗車は楽になりました。
(引用:amazonレビュー)
霧が細かすぎ簡単に浮遊し、かけたくないところにかかってしまう。
(引用:amazonレビュー)
コーティング剤がクロスに吸収され過ぎて伸びているのか分からない。
(引用:amazonレビュー)
シラザン50の悪い口コミをくまなくチェックしたところ、このような意見がありました。
どれだけ簡単な施工ができるコーティング剤でも、施工するタイミングや天候、施工方法によってはコーティング剤がもつポテンシャルを最大限引き出すことはできません。
撥水力を最大限引き出すならコーティング前の洗車を入念にし、コーティング中もさまざまな角度からボディ表面をチェックする!
霧が浮遊しないように強風時や風のよく通る場所では施工しない!
コーティング剤がクロスに吸収されてしまって伸びているのか分からないのなら、ボディの正面ではなく斜めから見てみる!
このようにちょっとした心掛けで満足いく結果にすることができるので、シラザン50を購入してみようと思っている方は上記3つのポイントもぜひ参考にしてください。
自動車整備士がゼウスクリア シラザン50を選んだ流れ
今まで油脂系コーティングや樹脂系コーティング、ガラス系コーティング、ガラスコーティングなどさまざまなコーティング剤を使用してきた筆者ですが、同じ整備士をしている知人から「シラザン50知ってる?DIYコーティング剤なのにかなりクオリティ高いよ」と言われてからまぁ気になる気になる!
お客様からも「良いコーティング剤あれば教えてください~」と言われることもしばしばあるので、「よし、使ってみよ!」と即購入。
整備士ご用達のコーティング剤は信頼度抜群ですからね!
ここからは数々のコーティング剤を使用してきた経験のある私が、実際にシラザン50を購入&使ってみて感じたリアルな効果とデメリットを忖度なしでお伝えします。
ゼウスクリア シラザン50のコーティングキットは内容が超充実している!
シラザン50のよいところはたくさんありますが、キットの中にある細やかな気遣いも高評価ポイントです。
キット内には「脱脂ができるコーティング前用のカーシャンプー」「コーティング剤」「スプレーボトル」「マイクロファイバークロス」「マスク」「手袋」が入っていました。
キット内に必要なものはすべてそろっているため、カーシャンプーやクロス、スプレーボトルなどを別で用意する必要がなかった点が高評価ポイント。
また、マスクや手袋といった「そうそう、これがあるとありがたい!」というかゆいところに手が届く物が入っていたのも高印象です。
ゼウスクリア シラザン50の効果を引き出す正しい使い方
この項目では、実際にシラザン50を施工した私が使い方(コーティングの施工方法)をご紹介します。
ガラスコーティングの効果は、商品ごとに決められている正しい使い方をしなければしっかり発揮することができません。
シラザン50の正しい使用方法を詳しくご説明するので、使い方に迷っている方はぜひ参考にしてください。
1.キットに付属しているカーシャンプーで洗車をする
カーシャンプーは原液のまま使用するのではなく、20倍に薄めて使います。
シラザン50のキットに入っているカーシャンプーは、ガラスコーティング施工前専用のものです。
車のボディに付着した油分を取り除けるカーシャンプーで、コーティングの効果を高めるために重要な役割を果たすため、洗車の工程は省かずきちんときれいにしましょう。
どうしても普段自分が使用しているカーシャンプーを使いたい場合は、ワックス剤が入っていないか確認しましょう。
ワックス剤が入っているものは、コーティング前の洗車では使用できません。
2.洗車後の水分をしっかりと拭き上げる
洗車をして油分を取り除いたら、ボディの水分を入念に拭き上げましょう。
特にサイドミラーやドアノブ、ワイパー、給油口、モール周辺の隙間やドア・リヤハッチの隙間は拭いた後でも少し時間が経つとまた水が垂れてきやすい箇所です。
一度拭いたからといって安心せず、車の周りを回りながら何回か確認しながら拭いていくときれいに水分をしっかりと拭き上げることができました!
3.ガラスコーティング剤を作る
ガラスコーティング剤を作るといっても、難しいものではありません。
付属のスプレーボトルの中にA液とB液を入れ、よく振るだけでコーティング剤を作ることができます。
なお、コーティング剤を作るときに液が手に付く可能性があるため、この手順から手袋を着用することをおすすめします。
4.コーティング開始
「洗車→拭き上げ→コーティング剤を作る」といった事前準備が完了したら、いよいよコーティング開始です。
コーティングはボディに直接吹きかけていく方法か、付属のマイクロファイバークロスにコーティング剤を吹き付けてクロスでボディにコーティング剤を塗っていくかの2つの方法があります。
コーティングは本当に簡単で、クロスでボディを拭いていくだけで完了します!
私がコーティングをしたときは風が少々強い日だったため、キットに付属していたマイクロファイバークロスにコーティング剤を付けてボディに塗る方法で施工しました。
5.ボディを乾拭きする
シラザン50の撥水効果を最大限引き出すには、コーティング剤を塗布した後の乾拭きが重要です。
キットに付属しているマイクロファイバークロスでしっかりと拭き上げをしましょう。
拭き上げのときはボディ表面を斜めの角度から見て、コーティング剤の液だれがないか、拭き上げがあまいところはないかをチェックするのがポイント!
間違っても、お風呂あがりなどで使用するタオルを車のボディにあてて拭かないようにしましょう。
タオルは生地の目が粗く、ボディに細かいキズをつける恐れがあります。
マイクロファイバークロスの繊維は髪の毛の100分の1ととても細くやわらかいため、愛車のボディを傷つけることがありません。
シラザン50を実際に使って感じることができたメリット
実際にシラザン50を使ってみて、以下のようなメリットを実感しました!
- コーティングをするために自分であれこれ用意する必要がない
- 施工がめちゃくちゃ簡単
- くすんだボディに新車のような輝きを取り戻すことができた
- フロントガラスにもガラスコーティングができて雨の日でも視界を確保しやすくなった
- ボディに汚れが付着しても簡単に落とせるようになった
特にうれしかったのは、何度洗車してもどこかくすんでいたボディに、新車のようなキラキラした輝きを取り戻すことができたことです。
また、汚れがかなり落としやすくなったため、メンテナンスが楽になったと感じました。
汚れはコーティングをすれば落としやすくなるものですが、シラザン50はその効果が別格と感じられるほどツヤツヤツルツルです。
コーティングをして撥水効果を得られるのは、シラザン50に限らず他のコーティング剤でも同じです。
シラザン50に、他のコーティング剤では感じにくかった効果は何があるのかという点を気にしてみるのがポイントです。
シラザン50を実際に使って感じたデメリット
施工のしやすさや得られたメリット・効果を考えると大満足のシラザン50ですが、以下のようなデメリットも感じました。
- においがあるため鼻が敏感な人は要注意
- 風との相性が悪い
コーティング剤はにおいがあるため、独特なにおいが苦手な方は注意が必要です。
キットに付属しているマスクをすればほとんどにおいを遮断できるので、施工時にはマスクを着用することをおすすめします。
また、風の強い日はボディに直接吹き付けて施工するのではなく、マイクロファイバークロスにコーティング剤を吹きかけてボディに塗布していく方法がベストですが、風が強いとクロスに吹きかける一瞬でもコーティング剤が風にのって流れていきます。
天気予報を確認して風のない日や少ない日に施工するのがよいですが、コーティングや車のメンテナンスは「暇だしやろうかな」と急に思い立ってやることが多いですよね。
実際に私も施工日は少し風が吹いていましたが、自分の体で風をブロックしてコーティング剤を吹きかけるとコーティング剤が飛んでいくことなく施工することができました!
ゼウスクリア シラザン50の価格
シラザン50は、サイズによって価格が異なります。
- Mサイズ(軽自動車~セダンクラス):1万1,000円
- Lサイズ(ミニバンクラス):1万2,100円
- LLサイズ(ハイエースクラス):1万3,200円
シラザン50は使い切りタイプのコーティング剤であるため、余っても残しておくことはできません。
自分の車に合うサイズを選んで無駄のないようにしましょう。
シラザン公式サイトはこちらからどうぞ!
まとめ
シラザン50は、簡単でありながら本格的なガラスコーティングを施工できる優れものです。
効果やボディの輝きは、DIYレベルのものではなく、プロに高いお金を払って頼んだ場合と非常に似ていると感じました。
施工するのが面倒と感じる方は、少々高いお金を支払ってでもコーティング店に依頼したほうがよいでしょう。
どれだけ簡単に施工できるといっても、事前に洗車をしたり水分の拭き上げを入念にしたりといった手間はあるためです。
自分で施工する手間を楽しめるのであれば、とてもおすすめできるコーティング剤です。
お店に依頼するよりも遙かに安い価格で、本格的なガラスコーティングを愛車に施工することができるためです。