信号無視の定義とは?罰金や事故の過失割合、うっかり無視したらどうなるか解説

交通違反

本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます

信号無視の現場は、誰もが一度は見たことがあるのではないでしょうか。もしかしたら、自身が信号無視をした経験がある方もいるかもしれません。

日本では信号を守ることを法律で定めているため、もし違反をしたら罰金や罰則を科されます。

そこでこの記事では、信号無視をしたときの罰金がいくらなのか、信号無視が原因で事故を起こしたときの過失割合はどうなるのかについてご説明します。

うっかり信号無視をしてしまったときに後日呼び出されることがあるのかにも触れるので、信号絡みで何か不安がある方はぜひ参考にしてください。

信号無視の定義|信号無視と判断されるのはどんなとき?

そもそも信号無視とはどのような場面を指すのか、明確に分かるという方は少ないでしょう。信号は点灯だけでなく、点滅しているものもあり複雑です。

この項目では、信号無視と判断される指針となる定義をご紹介します。

赤信号の場合

赤信号を無視すると、もちろん信号無視となります。歩行者は道路を横断してはならず、車は停止位置を越えて進行してはいけません。

ただし、例外として以下の状況であれば進行してもよいとされています。

  • 交差点ですでに左折している車等
  • 交差点ですでに右折している車等

上記の状況下であっても、青信号により進行できる車等の進行は妨害禁止です。あくまでも青信号が優先とされることに変わりはありません。

また、信号で車を停止させるときは、停止線を越えないように気を付けましょう。停止線を越えて進行すると、信号無視となります

黄色信号の場合

黄色信号については、青から黄色に信号が変わる前に交差点に入ったか、交差点に入ってから黄色になったのかによって判断基準が異なります。詳しくは、以下の通りです。

  • 青から黄色に変わる前に交差点に入った場合=信号無視とならない
  • 青から黄色に変わった後に交差点に入った場合=信号無視となる

また、停止線間近で黄色信号に変わった場合など、安全に車を停止させることができないときはそのまま進行しても信号無視とはなりません。

点滅信号の場合

点滅信号には赤色と黄色がありますが、それぞれ意味が異なります。

赤色の点滅信号黄色の点滅信号
・車等は停止位置で一時停止しなければならない
・歩行者は他の交通に注意して進行できる
・車等は他の交通に注意して進行できる
・歩行者は他の交通に注意して進行できる

点滅信号には徐行を促す意味はありません。

赤色の点滅信号であれば一時停止が必須であり、黄色の点滅信号は一時停止や徐行をする必要はなく注意して進行します。

ただし、見通しの悪い道路や自身が危険だと思う道路の場合は徐行を心がけましょう。法律で定められていなくても、自分を守れるのは自分だけです。

信号無視をしたときの罰金と罰則

信号無視をすると、故意でなくても罰金と罰則が科されます。

なお、灯火状態の信号を無視した場合と点滅状態の信号を無視した場合では、罰金の額が異なります。

この項目では、それぞれの罰金の額と違反点数について、車の種別ごとにご紹介します。

信号無視(赤色等)違反の罰金と罰則

灯火状態の信号を無視した場合の罰金は、以下の通りです。

大型車普通車二輪車小型特殊車原付
1万2,000円9,000円7,000円6,000円6,000円

罰則については、車の種別に関係なく2点の違反点数です。

さらに酒気帯びの状態であれば、0.25未満で14点、0.25以上で25点の違反点数となります。

信号無視(点滅)違反の罰金と罰則

点滅状態の信号を無視した場合の罰金は、以下の通りです。

大型車普通車二輪車小型特殊車原付
9,000円7,000円6,000円5,000円5,000円

罰則は、灯火状態の信号を無視した場合と同じく、車の種別に関係なく2点の違反点数となっています。

酒気帯びの状態も、0.25未満で14点、0.25以上で25点の違反点数と灯火状態の信号無視と変わりありません。

ケース別の罰金の支払い方

交通反則告知書(通称:青キップ)を交付されたときは、青キップを切られた翌日から起算して7日以内に罰金を支払います。

罰金の支払いができる場所は、郵便局や銀行です。

万が一期限内に罰金を支払えなかったときは、新しい納付書を交付してもらわなければなりません。

新しい納付書は、交通反則通告センターに運転免許証と青キップ、もしくは期限が切れた納付書を持って行くことで受け取れます。

新しい納付書の有効期限は、手続きをした当日を含めて11日以内です。

信号無視が関係する事故の過失割合

信号無視は、事故と密接な関係があります。また、信号無視による事故は車同士が動いているケースが多く、揉めやすい事故です。

この項目では、シチュエーション別に信号無視が関係する事故の過失割合をご紹介します。

ただし、ご紹介するのはあくまでも一般的な過失割合であるため、事故の状況によってはご紹介する過失割合が適用されないことがあります。

青信号直進×赤信号直進での事故

青信号を直進した車と赤信号を直進した車での事故は、赤信号を直進した車が全面的に悪くなります。過失割合は、青信号の直進車が「0」で赤信号の直進車が「10」です。

0:10の過失割合となるため、青信号を直進した車に過失はないと判断されます。

黄色信号直進×赤信号直進での事故

黄色信号を直進した車と赤信号を直進した車での事故は、双方に過失が認められます。

過失割合は、黄色信号の直進車が「2」で赤信号の直進車が「8」です。

黄色信号に色が変わってからは、赤信号と同じく停止線を越えて進行してはならないと定められているため、黄色信号側の車にも落ち度があると判断されます。

赤信号直進×赤信号直進での事故

お互いが赤信号という状況での事故は、「5:5」の過失割合となります。

赤信号の直進車×赤信号の直進車での事故では、どちらが先に交差点内に入っていたかが争点になることがあります。基本的には先に交差点内に入っていたほうが有利となるでしょう。

ただし、スピード超過の状態で先に交差点内に入っていたと認められた場合は、後から入ったほうに有利な判断が下されることがあります。

青信号直進×青信号右折での事故

どちらとも青信号であっても、優先車は直進をする車です。右折車は、直進車の進行を妨げてはなりません。

この場合の過失割合は、直進車が「2」で右折車が「8」となります。

右折をする際に直進車が来るか目視で確認できないときは、勘で進まずに確実に安全だと分かってから進みましょう。

黄色信号直進×青信号右折での事故

基本的な考え方は直進車が優先ですが、信号無視が絡むとそうではありません。

例えば、黄色信号の直進車と青信号の右折車での事故の場合、過失割合は黄色信号のほうが「7」で青信号の右折車が「3」となります。

一般的に右直事故は右折車の過失を問われる傾向にありますが、信号機のある交差点では信号の色を重視するため、青信号の右折車に有利な判断がされるでしょう。

うっかり信号無視をしてしまった!後日呼び出しをされることはある?

単なる信号機の見落としや、ひとつ先の信号を見ていたために、うっかり信号無視をしてしまったことがあるという方もいるのではないでしょうか。

自ら信号無視をしたことを伝えに警察署へ出頭したほうがよいのか迷っている方もいるかもしれません。

そこでこの項目では、信号無視によって後日呼び出しをされることはあるのかと、出頭の必要性について詳しくご説明します。

基本的に後日呼び出しをされる可能性は低い

防犯カメラや他車のドライブレコーダーに自身の信号無視の記録が残っていたらどうしよう、後日呼び出しをされるのか不安という方もいるでしょう。

基本的には、記録が残っていても後日呼び出しをされる可能性は低いといえます。信号無視の検挙は、現行犯でされるのが一般的であるためです。

他車のドライブレコーダーに自身が信号無視をしている光景が写っていても、検挙されることはあまりないでしょう。

1件1件の通報に対し、すべてを立証して検挙することは警察にとっても負担となります。警察はより悪質で危険なドライバーを検挙するために日々動いているため、1度うっかり信号無視をしてしまった程度では呼び出しをされることはないでしょう。

悪質な場合や危険運転を行っていた場合は検挙される可能性がある

うっかり信号無視をしたといっても、他車や人命に危害を及ぼしかねないと判断された場合は、後日呼び出しをされる可能性があります。

また、ちょっとしたトラブルで前を走る車を煽ってしまい、追いかけたい一心でうっかり信号無視という結果になったときも、通報されると検挙されるでしょう。

日々心に余裕をもって安全運転を心がけることで、無用なトラブルを避けられます。

まとめ

信号は、道路交通法によって守ることを定められています。違反すると罰金と罰則の対象となり、反則金を支払わなければなりません。

信号が絡む事故は、信号機が何色のときに停止線を越えて進行したかが争点となります。相手が赤信号で交差点内に入ってきた場合は、相手の過失が認められこちらに有利な判断が下されるでしょう。

信号無視をするつもりがなく、うっかりしていただけという場合でも、現行犯で検挙される可能性は十分にあります。日頃から信号を見落とさないよう、注意して運転しましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました